JAL vs ANA徹底比較 RSS feed

クレジットカードとマイレージ徹底比較

JAL vs ANA比較・解説



まず、クレジットカードを選ぶ前に航空会社をちゃんと選んでおかないと「しまった」と後悔する事になりかねません。

私の場合、自身がマイルを貯め始めるまではマイレージたる物が存在する事すら知らなかったため相当損をしていたと思います。
マイレージの存在を知ってからでも「めんどくさい」と言うのが本音でした。

今現在、マイレージを必死になって貯めている自分自身を10年前には想像もつきませんでした。 また、ポイントについてもクレジットカードの利用でポイントが貯まり、それにより還元を受けられるなど夢にも思っていませんでした。


しかし、それがなぜ???

ある時、使っているクレジットカード(アメリカン・エキスプレス)明細書のポイント欄を見ると70,000ポイント以上ものポイントが記載されているのに気づき問い合わせてみるとカード利用に応じたポイントが貯まっている事を伝えられました! 私の第一声は、「えっ、何ですかそれ・・・???」。 詳しく理由を聞いてみるとカード利用額に応じて100円=1ポイントが自動的に貯まり、貯まったポイントは色々なアイテムに交換ができるという夢のような話しでいた。
そこでさっそく「ラッキー何か貰おう」とカタログを取り寄せて見ていると最後のページにポイントがマイルへ1:1(1ポイント=1マイル)の移行レートで交換が出来ると書いてあるのをみつけました! その時、その事を初めて知った旅好きの僕には、嬉しい反面大ショックでした。
その特典航空券を使ってアメリカに行ったのがキッカケでマイレージに完全にハマってしまった訳です。

今現在、僕はJALのマイレージを貯めてます。
当時は、私のような大家族にはこの上ない、家族全員でマイルを貯めて合算出来る「家族プログラム」は日系航空会社ではANAのマイレージプログラムには用意がなく、JALのマイレージプログラムにのみ用意されていた事が理由の一つでした。 しかし、現在ではANAも「ANAカードファミリーマイル」(登録手数料/年会費 無料)として登場する事により、マイルを家族全員で合算して貯める事が可能になっています。

また、もうひとつの理由は、JALマイレージプログラムで当時JALにしかない半個室のJALスィートに乗る事でした。
日本ー米国間をJALスィート(JALファーストクラス)に現金で搭乗する場合の支払額は、往復2,000,000円以上かかるのに対して、特典航空券の利用だと当時110,000マイル+燃油サーチャージで、当時日系航空会社ではJALにしか存在しない半個室になったファーストクラスに搭乗できるなんて夢のような話です! 現在はANAもJALと同じ半個室のファーストクラスシート(JALスイートとよく似てる!)を搭載して運行をしています。
当時、ANAがJALと同じ半個室のファーストクラスシートを搭載して運行を開始した際は、必死になってJALスィートへ乗るためにJALマイルを貯めてきた私としては、嬉しいやら、悲しいやら複雑な気持ちだった記憶があります。

何はともあれ、「ぼう」的に家族プログラムやJALスイートなどで少しリードした感のあったJALでしたが、ANAにだいぶ詰め寄られた感じがしました!

もしこのチケットを特典交換で手に入れた場合1マイル=18円以上(還元率 18.00%以上)の値打ちと言う事になります! 凄いですよねェ〜!

次に、JALマイルを貯めるならJALカードショッピングマイル・プレミアムには必ず入っておくべきです。
JALカードショッピングマイル・プレミアムは、CLUB-Aゴールドカード/JALダイナースクラブカード/プラチナカード/naviカードは自動入会(無料)で、その他のカードは年会費にプラスして、年間登録手数料が一律3,000円(税抜)かかります。 しかし、入会する事により100円=1マイル(通常200円=1マイル)を常に貯める事が可能になります!

また、ANAマイルの場合も同じで1,000円利用ごとに10マイル(100円=1マイル)もらうための10マイルコースへの登録がゴールドカード/ダイナースクラブカード/プレミアムカード/学生専用カード(JCBのみ)は自動入会(無料)で、その他のカードは年会費にプラスして、VISA/Msater Cardブランドが6,000円(税抜)、JCBブランドが5,000円(税抜)かかる為、JALカードの3,000円(税抜)と比べて少々割高になります。

もし、通常のANAカードでマイルを貯める場合、10マイルコースへの登録費用がVISA/Msater Cardブランド(6,000円+税金)に比べてJCBブランド(5,000円+税金)の方が1,000円程度安くなるためJCBブランドがオススメです。
しかも、ANA JCBカードの「ANA JCBワイド・ゴールドカード」や「ANA JCBプレミアムカード」でEdyチャージすると200円につき1マイルが自動的に積算されちゃうんです!
しかし、VISA/Msater Cardブランドで「マイ・ペイすリボ」の利用になると話は別で、リボ払い手数料の請求がある月にはポイントが2倍になります! うまく使いこなせば金利・手数料も低く押さえられマイル付与は1,000円のカード利用で13マイル獲得が可能になります!
さらに、1ポイント=3マイルで移行が可能なボーナスポイントやプレミアムポイントなどとの併用でマイル付与率はさらにアップします!
もし、ゴールドカードを選ぶのであれば「カードご利用代金WEB明細書サービス」と「マイ・ペイすリボへの登録+年に1回以上カードの利用」の2つの特典を併用する事でゴールドカードなのに年会費が9,500円(税抜)になり、10マイルコースの移行手数料も無料の「ANA VISAワイドゴールドカード」がかなりオススメです。
また、ANA・JCBカードもボーナスポイントや優遇ポイント(JCB STARMEMBERS/Oki Dokiランド)での獲得ポイントが1ポイント=3マイルで移行する事ができます。
そのうえ、両社とも年間の利用額に応じて翌年度のベースポイントアップや利用に応じてのボーナスで10%〜最大60%加算されます!
しかも、ANAカードだとEdyの利用で200円につき1マイル貯まるうえ、Edyマイルプラスの加盟店での利用で100円で1マイル貯まります。 さらに、「ANA JCBワイドゴールドカード」や「ANA JCBプレミアムカード」、「ANA・ダイナースクラブカード」、「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」などからEdyチャージすると200円につき1マイルが自動的に積算されちゃうんです!
さらに、ANAマイレージクラブモバイルに登録し、おサイフケータイの利用でも200円で1マイルたまります。 そのうえ、月額300円(税抜)で「ANAマイレージクラブモバイルプラス」に登録すると、通常Edyでのお支払い200円で1マイルのところ、2倍の200円で2マイルたまります。 これまた凄いですよね!

しかし、JALカードだとEdyチャージはできるもののチャージや利用でのマイルの付与はされません。 もし、Edyの利用でマイルを貯めたい方はANAマイルを貯める事をオススメします。

また、JALカードの場合、Edyチャージや利用ではマイル付与がされないものの、WAONの利用で200円=1マイルもらう事ができるうえ、WAONカードやモバイルJMB WAON(おサイフケータイ)へのJALカード(Suica/OPクレジット/ダイナースクラブカード/JAL アメリカン・エキスプレス・カードは対象外)からのチャージで、2017/3/31までのJMBWAONカードチャージボーナスマイルキャンペーン中は、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入していれば100円で1マイル(未加入時200円=1マイル)もらう事ができます! 期間限定ではあるけれど、カード利用とチャージで200円の利用で3マイルもらえます!
しかも、WAONはイオングループをはじめミニストップ、ファミリーマート、吉野家、マクドナルドなど、全国で利用できるうえ、イオンで5のつく日の利用だと通常の2倍ポイントがもらえる為、カード利用とチャージで最大200円=4マイルももらえる事になります!!!
この勝負はJALのWAONかANAのEdyで完全に二分してしまった感がありますが両社甲乙つけがたいところです。

しかし、JALカードには、家族プログラムカードとWAONが一緒になったJMB WAONカード(発行手数料500円/年会費無料)というのがあり、WAON使用時200円で1マイルもらう事ができます。
子供達にも持たせてマイル獲得の協力をしてもらう事も可能なのです。
さらに、JALカードではJALカードツアープレミアム(年間登録費 2,000円+税金/naviカードは無料)に登録する事により、旅行や出張などで格安航空券や格安ツアーを利用される際、100%のマイルをもらう事ができます!

またもし、JALグループの航空券(国内線・国際線)購入や機内販売、通信販売などの特約店の利用がずば抜けて多い方だと、「JAL アメリカン・エキスプレス・カード/CLUB-Aゴールドカード」プラチナカード系がかなりオススメです。
この券面のカードだと限定特典で、JALグループの航空券(国内線・国際線)購入や機内販売、通信販売などの特約店の利用時に、100円=2マイルのショッピングマイルに加えて、「JAL アメリカン・エキスプレス・カード/CLUB-Aゴールド」が100円につき1マイル、プラチナカード系は、100円につき2マイルもの「アドオンマイル」がもらえる為、プラチナカード系を選択した場合、100円=4マイルも獲得できる事になります!

あと、JALカードでもう1つ凄いのが、JALカード(OPクレジット)JALカード(TOP&Club Q)です。 この券面のJALカードだと、それぞれの系列グループでの買い物などでポイントとマイルが同時にチャージされるのでマイルを早くためるには凄く大きなメリットです。
さらに、双方とも前年の実績に応じて翌年のポイント付与率が数倍にアップするからお得度還元率も凄い事になちゃいます!
さらに、さらに、この二つのクレジットカードだとPASMO(パスモ)へのオートチャージでもマイルを貯める事が可能です!
そのうえ、JALカード(OPクレジット)であれば、PASMOを使用して小田急線に乗車の際もポイントが付与され、そのポイントをマイルへも移行できます!
このJALカードツアープレミアムやOPクレジット/TOP&Club Qは、JALカードにしかない凄い特権です。

また、ANAにも「東京地下鉄株式会社」との提携で、東京メトロ定期券売り場で定期券の購入時や高島屋オンラインストア、三越などをはじめ、いろいろな「To Me CARD」提携先の利用でポイントとマイルが両方同時に付与されるうえ、PASMO(パスモ)へのチャージでもマイルが貯まるANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)がラインナップされています。 このカードのマイル付与率は最大で7.74%にもなる優れものです!

次に、JALカードSuicaでは普通では買えないきっぷ、定期券「みどりの窓口で購入時」(JR東日本のみ)などの購入で、ビューサンクスポイントが通常の3倍の1,000円=6ビューサンクスポイントもらえる為、JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費 3,000円+税金)に加入していれば、100,000円=600ビューサンクスポイント=1,000マイルもらう事が可能です! 鉄道の利用でも100円=1マイル(マイル付与率 1.0%)がもらえちゃうんです!
ANAの場合も、ANA VISAカード(Suica)でクレジットチャージした際にはワールドプレゼントのポイントが1,000円で1ポイント付与され、そのポイントをANAマイルへ10マイルコース選択時なら1ポイント=10マイルで移行可能です!
この様にANA・JAL双方ともに鉄道の利用でマイルを貯める方法がいくつかあります。
また、PASMO(パスモ)やSuicaについては、他の鉄道会社の交通系電子マネーとの相互利用も可能になっています!

ボーナスマイルは、ANA・JAL共に普通カードの入会ボーナス(JALは、入会搭乗ボーナス)と継続ボーナス(JALは、毎年初回搭乗ボーナス)がそれぞれ1,000マイルずつですが、ANAは入会/継続だけでもらえるのに対して、JALの場合はどちらも飛行機への搭乗が条件になります。
しかし、JALカードのCLUB-A/CLUB-A・ゴールドカード/ダイナース・カード/プラチナカードの毎年初回搭乗ボーナスマイルは、ANA ワイドカード/ANA ワイドゴールドカード/ANA ダイナースクラブカード/ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの継続ボーナスマイルと同じで2,000マイルですが、入会ボーナスはANAが2,000マイルなのに対して、JALの入会搭乗ボーナスは5,000マイルもらえます!
搭乗ごとの区間マイルボーナスは普通カードでANAが「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率(30%〜150%)=合計マイレージ」の10%プラスで、JALは通常フライトマイルの10%がプラスしてもらえます! また、ANA ワイドカード/ANA ワイドゴールドカード/ANA ダイナースクラブカード/ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードだと「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率(30%〜150%)=合計マイレージ」の25%プラスで、JALカードのCLUB-A/CLUB-A ゴールドカード/JALダイナースクラブカード/プラチナカードが共に通常フライトマイルの25%プラスされます!
また、ANAカードのJCBプレミアムカードなどのANAプレミアム系のカードだと、入会ボーナス、継続ボーナスマイル共に10,000マイルで搭乗ごとの区間マイルボーナスは「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率(30%〜150%)=合計マイレージ」の50%プラスと他カードと比べて付帯内容、年会費も含めて飛び抜けた内容になっています!

クレジットカードの通常利用でマイルを貯めることを比較した場合、小田急グループや東急グループの百貨店やショップなどの近隣の方でよく利用されるという方には、それぞれの系列グループでの買い物などでポイントとマイルが同時に付与される「OPクレジット」、「TOP&Club Q」や「To Me CARD」提携先の利用でポイントとマイルが同時に付与される「To Me CARD」などがかなり有利になると思います。 しかも、これらのクレジットカードだとPASMO(パスモ)へのチャージでもマイルを貯める事が可能です!
また、Suica付帯のカードでもSuicaチャージで100円=1マイル(マイル付与率 1.0%)の獲得が可能です!
他の鉄道会社との相互利用も含めてPASMO(パスモ)やSuicaの対応路線の利用が多い方には鬼に金棒です。

次に各種カードごとのボーナスマイルなどの比較だと、JALグループの航空券(国内線・国際線)購入や機内販売、通信販売などの特約店の利用がずば抜けて多い方には、100円=4マイルの獲得が可能になるJALカードのプラチナカード系がかなりオススメです!
また、入会ボーナスや継続ボーナスで比較すると、カード入会・継続時に10,000マイルも獲得できるANAプレミアム系のカードが圧勝です!

この様に色々な比較をしてきましたが、以前だとANAにはなかった「家族プログラム」や半個室型のファーストクラスなど、現在は両社とも甲乙つけがたく互角といった感じですね・・・。

みなさんは、どう感じますか?

つぎに、特典交換で比較してみると、国内線は1年間の内JALのディスカウント期間が4ヶ月半あるのに対して、ANAだと最低交換時期のローシーズンが3ヶ月程度の設定になっています。 また、国際線ではJAL、ANA両社とも路線により異なりますが2〜4ヶ月半くらいの設定でほぼ互角です。
しかし、皆さんが一番利用したい年に3回ある大型連休期間では、ANAだとハイシーズン設定なのに対して、JALは予約を取ることさえできれば通常期間のマイル数で特典交換ができてしまうんです!!!

さらに、国内線の長距離路線や近距離路線、国際線のエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスへ特典交換する場合、国際線のビジネスクラスを除いて圧倒的にJALが有利だと思います! さらに詳しくは、マイルから特典航空券交換JAL・ANA比較どちらが得で解説しています。

航空会社は、じっくり考えて選択して下さいね。









特徴からカードを選ぶ






国際ブランドで探す

カード会社から選ぶ