クレジットカードとマイレージ徹底比較 RSS feed

クレジットカードとマイレージ徹底比較

オリジナルブランドのカードでマイルを貯める




クレジットカードを作るのに、カード会社のステイタスやブランドというのは凄く気になるところではないでしょうか?
例えば、友達や彼女などと食事に行った時に、さりげなくダイナースクラブカードやアメリカン・エキスプレス・カード、三井住友VISAカードなどのオリジナルブランドのクレジットカードで支払いしてみたいですよね。 それがゴールドカードやプラチナカードならなおさらですね。

僕も20代の頃、初めて手にしたゴールドカード、今は無き「三井住友ヤングゴールドカード20s」が手元に届いた時には、さりげなくカードで支払いして見せびらかしていた記憶があります。 持っているだけでも満足できますよね。

また、ダイナースクラブカードやアメリカン・エキスプレス・カード、三井住友VISAカード、さらに日本唯一の国際ブランドJCBカードなどのオリジナルブランドのカードで実績を重ねる事で最高のステイタス、プラチナカードやブラックカードなどのインビテーション(招待状)が届きます。

プラチナカードやブラックカードの種類
ダイナース・クラブ・プレミアム・カード アメリカンエキスプレス・プラチナ・カード アメリカンエキスプレス・センチュリオン・カード JCBザ・クラス(JCBブラックカード)
ダイナース・クラブ・プレミアム
(ダイナースブラックカード)
AMEX/プラチナカード センチュリオンカード
(AMEX/ブラックカード)
JCBザ・クラス
(JCBブラックカード)
年会費130,000円(税抜) 年会費130,000円(税抜) 年会費350,000円(税抜) 年会費50,000円(税抜)

尚、三井住友VISAカードにも「インフィニットカード」の名称でのブラックカードが存在します!


オリジナルの各クレジットカード会社のポイントをマイルに移行


アメリカン・エキスプレス・カードの場合


アメリカン・エキスプレス・カードだと、全日空(ANA)/チャイナエアライン/ヴァージンアトランティック航空/タイ国際航空/キャセイパシィフィック航空/シンガポール航空/ブリティッシュエアウェイズ/デルタ航空/アリタリア航空/スカンジナビア航空/フィンランド航空/エミレーツ航空/エティハド航空/エールフランス航空・KLMオランダ航空/カタール航空などの提携航空会社15社のマイルへ、最大1,000ポイント=1,000マイル(最大100円=1マイル)で移行可能です。
しかし、アメリカン・エキスプレスは普通カードでも年会費が12,000円(税抜)、さらにゴールドカードだと26,000円(税抜)が必要になります。 そのうえ、100円=1ポイント=1マイル(マイル付与率 1.0%)のレートで移行する為に必要なメンバーシップ・リワード・プラスへの参加費が年間3,000円+税金(プラチナ、センチュリオンカードは無料)掛かるのに加え、ANAへの移行だと、「メンバーシップ・リワードANAコース」への年間参加費が別途5,000円(税抜)必要になります!
しかも、ポイント年間移行上限が全日空(ANA)へは80,000マイルまでに制限されてしまいます。
尚、ANA以外の航空会社へ移行の場合は、メンバーシップ・リワード・プラスの年間参加費3,000円(税抜)のみで、年間移行上限も無制限です。 また、メンバーシップ・リワード・プラス未加入だと、200円=2ポイント=1マイル(マイル付与率 0.5%)になってしまいます。

アメリカン・エキスプレス・カードでマイル移行に必要な費用
全日空(ANA) 他の提携航空会社 日本航空(JAL)
メンバーシップ・リワード・プラス参加時(年間参加費3,000円+税金) 100円=1ポイント=1マイル
(マイル付与率 1.0%)
移行不可能
メンバーシップ・リワード・プラス未加入時(年間参加費 無料) 200円=2ポイント=1マイル
(マイル付与率 0.5%)
その他の参加費 年間別途5,000円(税抜) 無料
マイル付与率1.0%の獲得に
必要年間費用の合計
年間:年会費
+8,000円(税抜)
年間:年会費
+3,000円(税抜)

メンバーシップ・リワードのポイントの有効期限は3年間ですが、一度好きなアイテムに交換するとポイントの有効期限が無期限になる為、ゆっくり貯めて「イッキ」に移行する事も可能です。
もし、二つの参加費を支払うのがもったいないとおっしゃる方は、移行の時だけ参加費を払うと言う手もあります。
しかし、気をつけてほしいのは登録に1ヶ月位掛かるため、余裕をもって移行手続きをする必要があります。

また、ここでさらに安い年会費でマイルを貯めたい方への耳寄り情報として、オリジナルのアメリカン・エキスプレスが提携する航空会社14社のマイルへ年会費10,000円(税抜)のみ(ANAへは別途参加費必要)で、メンバーシップ・リワード・プラスに参加する必要もなく、100円=1ポイント=1マイルで移行可能なアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードが追加されました!
このカードの特徴は、買い物などで得たポイントの有効期限が常に無期限で、対象航空会社26社の航空券を、日本国内で対象航空会社から直接の購入や対象旅行代理店で指定旅行商品などをスカイ・トラベラー・カードで購入すると、ポイントが通常の3倍(100円=3ポイント=3マイル/マイル付与率 3.0%)ももらえちゃう事です! もし、オリジナルブランドに拘るのであれば、マイルを貯める為のみに誕生したこのクレジットカードを選択するのが一番最強だと思います。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのマイル移行に必要な費用
全日空(ANA) 他の提携航空会社 日本航空(JAL)
通常のポイント/マイル付与 100円=1ポイント=1マイル
(マイル付与率 1.0%)
移行不可能
26提携航空会社で航空券購入時のポイント/マイル付与 100円=3ポイント=3マイル
(マイル付与率 3.0%)
その他の参加費 年間別途5,000円(税抜) 無料
マイル移行に必要な
年間費用の合計
年間:15,000円(税抜)
(年会費含む)
年間:10,000円(税抜)
(年会費のみ)

またもし、年会費には関係なくもっともっとマイルを貯めたいという方には、年会費35,000円(税抜)のアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードがかなりオススメです。
このカードだと、対象航空会社26社の航空券購入や対象旅行代理店で指定旅行商品などを購入した場合、ポイントが通常の5倍(100円=5ポイント=5マイル/マイル付与率 5.0%)にもなるんです! いつも航空会社から直接チケットを購入されている方や日本旅行、アップルワールド等でツアー旅行、航空チケットなどを購入される方には、この上ない最強のクレジットカードです!

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードのマイル移行に必要な費用
全日空(ANA) 他の提携航空会社 日本航空(JAL)
通常のポイント/マイル付与 100円=1ポイント=1マイル
(マイル付与率 1.0%)
移行不可能
26提携航空会社で航空券購入時のポイント/マイル付与 100円=5ポイント=5マイル
(マイル付与率 5.0%)
その他の参加費 年間別途5,000円(税抜) 無料
マイル移行に必要な
年間費用の合計
年間:40,000円(税抜)
(年会費含む)
年間:35,000円(税抜)
(年会費のみ)

しかし、アメリカン・エキスプレス・カードの最大の欠点は、通信系(NTT/ソフトバンク/au等)の支払いではポイントが満額付与(100円=1ポイント)されますが、その他の公共料金(ガス代/電気代等)の支払いでは、ポイント付与が半分(200円=1ポイント)となってしまいます? もし、アメリカン・エキスプレス・カードでマイルを貯めるのであれば、各航空会社発行のクレジットカードも同時に持ち合わせ、使い分ける事をお薦めします。

アメリカン・エキスプレス・カードは余分な費用は必要になりますが、ポイント有効期限が実質無期限なので各航空会社のマイルを貯めるのには「ぼう」的にお薦めのクレジットカードだと思います。
さらに、余分な費用を最低限に済ます事のできるスカイ・トラベラー・カードなら尚更です。

アメリカン・エキスプレス・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード

ダイナースクラブカードの場合


次に、ダイナースクラブカードでマイルを貯める場合も、カードの年会費が22,000円(税抜)で、さらにマイル移行に必要なダイナースグローバルマイレージへの参加費が年間6,000円(税抜)掛かります。
ポイント有効期限は無期限で、全日空/アリタリア航空/大韓航空/デルタ航空/ユナイテッド航空などのマイルへ100円=1ダイナースクラブ リワードポイント=1マイル(マイル付与率 1.0%)のレートで移行が可能なので、マイルを貯めるうえでは最強のカードだと思います。

ダイナースクラブカードのマイル移行に必要な費用
全日空(ANA) 他の提携航空会社 日本航空(JAL)
ポイント/マイル付与 100円=1ポイント=1マイル
(マイル付与率 1.0%)
移行不可能
ダイナースグローバルマイレージへの参加費 年間6,000円(税抜)
マイル移行に必要な
年間費用の合計
年間:28,000円(税抜)
(年会費含む)

また、ポイント年間移行上限は年間100,000マイルまでですが、こちらも全日空(ANA)への移行のみ80,000マイルまでになってしまいます。
さらに、ダイナースクラブカードでは、国民健康保険料も含めて公共料金等の支払いでポイントが満額付与されます。

しかも、インビテーションにより発行される「ダイナースクラブプレミアム」だと、家族会員年会費が無料! ポイントプログラムも、通常の2倍の100円=2ポイントが常に獲得可能になります!
もし、マイルに移行した場合、100円=2ポイント=2マイルで、2.0%ものマイル付与率が実現します! もちろん、マイル移行に必要なダイナースグローバルマイレージ(年間参加料:通常6,000円+税金)への登録も無料で行えます!

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブ ビジネスカード

三井住友VISAカードの場合


三井住友VISAカードでマイルを貯める場合、全日空(ANA)/シンガポール航空/アリタリア航空などの航空会社に手数料無料でポイントからマイルへの移行が可能です。
しかし、移行レートが1,000円=1ポイント=3マイル(マイル付与率 0.3%)の低いレートになってしまうので、ポイントUPモールなどの利用で通常の4倍以上のポイント獲得商品を購入しないと100円で1マイル以上の獲得となりません。

年間移行上限は、シンガポール航空/アリタリア航空へは無制限なのに対して、全日空(ANA)へは15,000ポイント(=45,000マイル)までとなっています。
また、公共料金等の支払いではポイントが満額付与されるものの、国民健康保険料の支払いではポイント付与対象外になってしまうのが残念です。

三井住友VISA・カード一覧

JCBカードの場合


JCBカードでマイルを貯める場合、日本航空(JAL)/全日空(ANA)/デルタ航空などの航空会社に手数料無料で、1,000円=1ポイント=3マイル(マイル付与率 0.3%)の低いレートですが移行可能です。
しかし、こちらも年間移行上限は無制限なのですが、日本航空(JAL)への移行時のみ15,000ポイント(=45,000マイル)までに制限されています?
また、JCBカードだと「Oki Dokiランド」の利用でポイントが最大14倍もらえるショップの利用や高倍率でポイントが貯まる「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の利用でポイントを貯めるのも案外面白いんじゃないのでしょうか?

移行レートは、低いもののボーナスポイントなどの倍率が凄い為、サブカードとして又メインカードとして、うまく使いこなせばマイルを迅速に貯める武器になるかもしれません?

JCB・オリジナル・カード一覧


オリジナルのクレジットカード会社別マイル付与率


AMEX ダイナース・クラブ 三井住友VISAカード JCBカード
ポイント/マイル付与 100円=1ポイント
=0.5〜1マイル
100円=1ポイント
=1マイル
1,000円=1ポイント=3マイル
マイル付与率 0.5%〜1.0% 1.0% 0.3%

マイルを貯めるのにオススメのオリジナル・クレジットカード会社は?


オリジナルブランドのカードでマイルを貯めるのに日本航空(JAL)の場合、100円=1ポイント=1マイルで移行可能なアメリカン・エキスプレス・カードやダイナースクラブカードからのポイント移行が不可能な為、JALカードや《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードのゴールドカード/プラチナカード/プラチナ・ビジネスカードなどのカードをお薦めします。

しかし、全日空(ANA)だと、ダイナースクラブカードアメリカン・エキスプレス・カードで効率よくマイルを貯める事が可能です。
また、決まった航空会社がない方でもダイナースクラブカードやアメリカン・エキスプレス・カードなら移行航空会社が多いので安心です。 この場合年会費や移行手数料が高額なのがちょっと問題かな・・・。
もし、全ての公共料金等でポイントを稼ぐという方には、ビジネスカードも含めてダイナースクラブカードがかなりオススメです。
また、ANA以外の航空会社のマイルへ移行する場合は、年間移行上限の規制がないので移行手数料の問題だけでアメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブカードのどちらを選択しても同じだと思います。
「ぼう」個人的には、100円=2マイル=2ポイントが獲得可能なダイナースクラブプレミアムをインビテーションによりゲットするか、マイル付与率が最大3%〜5%のアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー系のカードがお薦めです!


オリジナルにこだわらずガツガツマイルを貯めたいなら!


もし、オリジナルのクレジットカードにこだわらずにANAマイルを貯めるのであれば、「ANAカード」と併せて、年会費無料でボーナスポイントをもらう機会が多い「楽天カード」や「ライフカード」で貯める事を「ぼう」的にはお薦めします。
さらに、カードの提示のみでもマイルを貯める事ができる、「ファミマTカード」「Tカード プラス(TSUTAYA)」やヤマダ電機の利用が多い方だと、「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード」なども、ANAマイルを貯めるのに最強のパートナーになる事に間違いないと思います。

詳しくは、ANAのマイルを貯めるうえで最強のサブカードで解説しています。


また、JALマイルを貯めるのであれば、「セゾンカード」のゴールド/プラチナ/プラチナ・ビジネスのアメリカン・エキスプレスや「JALカード」などと併せて、カード利用と提示でもマイルが貯まる、「JMBローソンPontaカードVISA」や東急ホテルズの利用でマイルが貯まる「東急 TOP&ClubQ JMB カード」のコンフォートメンバーズ付きなどのカードを持つのも面白いと思います。

詳しくは、JALのマイルを貯めるのに最強のクレジットカードで解説しています。


JAL/ANAのマイルを貯める方はこちらを参照


JALマイルをお考えの方は、JALのマイルを早く貯める方法を解説を参照。

ANAマイルをお考えの方は、ANAのマイルを早く貯める方法を解説を参照。

JALかANA、迷っている方は、JALvsANA 比較・解説を参照。








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